若田光一飛行士：３１日夜、地球帰還へ ４カ月半ぶり [毎日]
国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）で日本人初の長期滞在を終えた若田光一宇宙飛行士（４５）らを乗せた米スペースシャトル「エンデバー」は日本時間３１日午後１１時４８分、米フロリダ州のケネディ宇宙センターに着陸する予定だ。エンデバーは帰還を前に、完成した日本の実験棟「きぼう」を含むＩＳＳ全体の姿を撮影した。
米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）の天気予報によると、ケネディ宇宙センターでは雨の降る可能性がわずかにあるが、エンデバーの着陸に支障はなさそうだという。若田さんは３月からＩＳＳで機器の維持管理や科学実験などの任務をこなし、４カ月半ぶりの地球帰還となる。
というわけでこれを書いている22：50現在から約1時間後、シャトルは帰還します。映像はNASA.TVなどでライブ配信されています。
23:15 大気圏再突入
降りまーす
23:31 通信復帰
再び通信が繋がりました。
23:41 見えた
きたあああああ
00:05 遠巻きに
熱とかヒドラジンとか。ニュースではもし若田さんの調子が良ければこの後午前5時頃からの記者会見に出るかも知れないそうです。今後は衰えた筋力などを取り戻すために45日間のリハビリ。
01:20 降りてきた
飛行時間が短いと歩いて降りてこられますが、どうやら若田さんは大事を取って後から降機するようです。
■若田宇宙飛行士：シャトルで地球に帰還 ４カ月半ぶりに [毎日]
長期滞在中はＩＳＳ全体の機器の維持管理や科学実験を担当した。また、自らが被験者となって骨量減少を防ぐ薬剤の効果を検証したり、浴びる放射線の量を計測するなど、人間が宇宙で長期間生活するうえで不可欠なデータを取得した。
■若田さん帰還、４か月半ぶりの地上 [読売]
ＩＳＳでは、得意のロボットアーム操作で日本実験棟「きぼう」を完成させたほか、無重力環境での結晶成長実験などに取り組んだ。一般から募集した「おもしろ実験」では、じゅうたんに乗って空中を飛んで見せたり、綱引きや腕相撲に挑戦したりした。
■若田さん、地球に無事帰還 宇宙滞在４カ月半 [朝日]
若田さんは１日に、ふだん訓練を受けているテキサス州ヒューストンに移動し、歓迎式典に出席する予定。その後、長期の宇宙滞在で衰えた筋肉の回復や地上の環境に慣れるため、約１カ月半のリハビリテーションを受ける。
■お疲れ様！ 若田さん スペースシャトル、フロリダに帰還 [産経]
若田さんは３月１６日に宇宙へ出発、滞在は１３８日に及んだ。ＩＳＳでは日本実験棟「きぼう」の最後の構成要素だった船外実験施設を取り付け、きぼうを完成させる大役を果たした。若田さんの実績と地上からの支援経験は、今後の日本の有人宇宙開発の大きな財産になる。
■若田さん、地球に帰還 宇宙滞在４カ月半 [東京]
若田さんはことし３月１５日、シャトル「ディスカバリー」で３回目の宇宙へ出発。茨城県つくば市の管制室やＮＡＳＡの通信主任を務めた後輩の星出彰彦（ほしで・あきひこ）さんとの交信を通じて、ステーション参加国として日本の有人宇宙活動能力もアピール。史上初めて、宇宙にある４種類のロボットアームを使い分け、ＮＡＳＡ随一の“アーム使い”としての実力を見せつけた。
■若田さん、シャトルで帰還＝きぼう完成の大役果たす−初の宇宙長期滞在、４カ月半 [時事]
きぼう最終便の船外実験プラットホームとＸ線天体観測装置などを搭載したパレットは当初、６月半ばにエンデバーで打ち上げられる予定だったが、燃料注入トラブルや悪天候で約１カ月遅れた。しかし、打ち上げ後は若田さんらが順調に設置し、日本がＩＳＳへの参加を決めてから２４年を経てきぼうを完成させた。
■若田さん、地球に帰還 宇宙滞在４カ月半 [共同]
「お迎え便」のエンデバーの打ち上げが燃料漏れのトラブルで延期され、滞在期間が当初予定より１カ月延びるハプニングもあり、宇宙滞在は１３８日に及んだ。
帰還直前の２６日にはステーションからの記者会見で「４カ月半のマラソンを全力で走りきった。思い残すことはない」と、任務を達成した満足感をにじませた。
05:00 記者会見
おおすげえ…普通に歩いてますね。思ってたより体調は良いのだそうです。元気そうで何より。ゆっくり骨休めしてください。
■浦島太郎になったよう 若田さんが帰還第一声 [共同]
長期滞在者は筋力などが弱っているため、着陸直後の会見に参加するのは異例。若田さんの強い希望で実現し、米国人記者からも感嘆の声が上がった。
しっかりした足取りで会見場に現れた若田さんは、長期間の無重力生活の疲れを感じさせず、終始、満足しきった穏やかな表情。「シャトルのハッチがあいた瞬間、地上の草の香りが入ってきて、やさしく迎えられた。体調は思ったよりいい」と、地球に戻った第一印象を述べた。
