ISSへの国産補給機、来月打ち上げへ最終訓練 つくば [朝日]

スペースシャトルが来年退役した後、国際宇宙ステーション(ISS)に大型施設を運べる唯一の手段となる日本初の無人補給機(HTV)の運用訓練が28日、茨城県つくば市の筑波宇宙センターで公開された。HTVは9月11日、新型の国産ロケットH2B種子島から打ち上げられる予定。

打ち上げからドッキングまでの実際の手順を確認した。宇宙航空研究開発機構や開発メーカーの職員からなる管制チームのメンバーら約20人が、ISSの下約60キロの軌道を回るHTVの状態を確認しながら、高度を25キロほど近づける噴射をした。

こうした訓練は机上も含め、2年前から約100回行われたという。チームを率いるフライトディレクタの1人麻生大さん(44)は「懸念材料は何もない。HTVは日本の宇宙開発の集大成で、月や火星を目指す有人技術にも応用できる。ぜひ成功させたい」と語った。

2年で100回というと平均して週一ですか。かなりやり込んでますね、これは頼もしい。

宇宙貨物船の運用訓練公開=9月11日打ち上げ−筑波センター [時事]

HTVは9月11日午前2時4分ごろ、種子島宇宙センターから、H2Bロケット(H2A増強型)1号機で打ち上げられ、約6日後にISSにドッキングする予定。最初は日米の実験装置や食料などを運ぶ。今月23日には種子島で、HTVがロケットの先端カバーの中に格納された。

今回はISSに着くまで約6日。今回は技術実証機なのでテスト込みのスケジュールになっています。

【科学】無人補給機「HTV」来月打ち上げ [産経]

HTVは荷物を含めた重量が、最大で16・5トン。今回は、ISS滞在中の飛行士のための食料、水や日用品など4・5トンの荷物のほか、HTVの飛行能力を検証するために燃料を多めに搭載、最大積載重量での打ち上げとなる。

ということでHTVに搭載される推進剤も多め。