スペースシャトル・ディスカバリー、新しい打上げ日付は8月28日 [sorae.jp]

スペースシャトル恒例の打ち上げ延期ですが、HTVなどに絡んでスケジュールが微妙になってきたようです。

アメリカ航空宇宙局NASA)は8月25日の夜に記者会見を行い、液体水素注排バルブ(FDV)の問題で延期されたスペースシャトルディスカバリーSTS-128)の打ち上げ日時について、8月28日に再設定したと発表した。

記者会見にはミッション・マネージメント・チームの責任者であるマイク・モーゼス氏、STS-128打ち上げディレクターであるピート・ニコレンコ氏が参加し、「8月26日にバルブの問題なのか、それとも監視しているセンサーシステムの問題なのかを調査し、もしセンサーの問題であれば、検証を行った後、アメリカ東部夏時間8月28日0時22分(日本時間13時22分)に器具を外して打ち上げを目指す」と述べた。

ただ、9月10日に日本の宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機、9月30日にロシアのソユーズTMA-16の打ち上げが予定されているため、ディスカバリーを8月30日までに打ち上げなければならない。もし液体水素注排バルブ自体に問題があり、交換が必要となった場合、ディスカバリーの打ち上げは10月17日以降に延期されるかもしれない。

特にシャトルとHTVのドッキングポートはすぐ隣ですから。仮にシャトルがHTVの後に回されることになった場合、HTVが離脱した後にシャトルがドッキングすることになるんでしょうかね。