中国ロケット打ち上げ失敗 通信衛星、軌道に乗らず [共同]

新華社電によると、中国は31日午後、四川省西昌の衛星発射センターで、インドネシアが使用する通信衛星を「長征3号Bロケット」に搭載して打ち上げたが、衛星は予定の軌道に乗らず、打ち上げは失敗した。

中国は1990年4月に「長征」シリーズによる衛星打ち上げビジネスに参入。95、96年に相次いで打ち上げに失敗したが、その後は70回以上成功の実績を重ねてきた。

3段目のロケットの2度目の点火後、何らかの異常が発生したという。専門家が原因を調べている。

中国は長征シリーズで随分連続打ち上げ成功を積み重ねてきましたが、今回上段ロケットがトラブルを起こし予定していた軌道への投入に失敗したそうです。これは静止衛星ですかね。衛星に搭載されていると思われるアポジエンジンで修正できる可能性もありますが、その場合でも衛星の寿命は大幅に減ります。