新発射場検討「まだ早い」 ロケットで宇宙機構理事長 [共同]

前原誠司・宇宙開発担当相が新しい大型ロケット発射場の検討に「喫緊の課題だ」と意欲を示したことに関連し、宇宙航空研究開発機構の立川敬二理事長は8日の記者会見で「有人(ロケットの打ち上げ)をするとも決めていないのに発射場の話はまだ早い。長期的な話だ」と述べ、早期の計画具体化を否定した。

前原担当相は、新発射場が必要な理由として、鹿児島県の宇宙機構種子島宇宙センターからの打ち上げが漁業との関係で年間約190日に限られていることを挙げたが、立川理事長は「190日で困るほど今、打ち上げ回数は多くない。困る状況でないと(関係地と)交渉のしようもない」と話した。

ただ、日数の制約が三菱重工業による商業打ち上げにとって不利な条件であることは認め、「三菱には、まずは制約がないつもりで商談をし、受注してきてもらいたい」と注文を付けた。

まあ確かに現状全く埋まってませんしね… 「閑古鳥が鳴いてるのに余所に射場を増やしても仕方が無いので三菱はむしろどんどん受注するように(意訳)」という話ですかね。