「きぼう」日本実験棟で植物長期生育実験の短期収穫が実施されました [JAXA]

SpaceSeed実験は、シロイヌナズナという植物を用いて、種子から発芽し、次の世代の種子がとれるまでの一連のサイクル(ライフサイクル)に対する重力の影響を調べるもので、シロイヌナズナの生育の様子を地上から観察するとともに、宇宙で収穫した種子や植物体を冷蔵や冷凍で持ち帰ります。

今回の短期収穫は、発芽から約30日目のシロイヌナズナを収穫するもので、生育過程での微小重力影響を知るためのサンプルとなります。なお、収穫された植物は、来年地上へ回収されるまでは、「きぼう」にて冷凍・冷蔵保存されます。

本実験は11月中旬まで継続する予定で、最終的には種子採取、回収を目指します。

というわけで「きぼう」にも収穫の秋がやってきたようで、すくすくと育ったぺんぺん草が収穫されたそうです。