筑波宇宙センター特別公開レポート 〜空中発射や有人ロケットに関する展示も [ROBOT Watch]

毎度お馴染みのナイスレポ。

JAXAにも活動は認められつつあるようで、なんと今回は初めて電気の支給がっ! 担当者によると、次はぜひテントが欲しいとのこと

笑ったwwwてかテントあげてくださいwww

宇宙ロボットの公開は、今回は少なめ。いつもだと実験室の公開があるのだが、以前にも紹介した「EVA(船外活動)支援ロボット」の開発が「佳境に入っている」(ブース説明者)ために、来場者を大勢入れられるような状態ではなくなってしまったそうだ。そのため、今回は別の場所にブースを設け、このロボットの試作機を紹介していた。

あー、これは回れなかった… HTV3号機に実験機を搭載するそうです。

これまで、JAXAでは有人ロケット・宇宙船について語ることは一種の“タブー”のような雰囲気すらあったが、最近では宇宙開発戦略本部による月探査の検討や、若田宇宙飛行士による積極的な発言など、風向きが変わりつつある。わざわざ「今後10年間は独自の有人活動を行なわない」などと書かれた6〜7年前とは、状況は雲泥の差だ。

もちろん、まだ論文レベルの研究であり、JAXAが正式に開発を表明したわけではないのだが、「やります」と言い出しやすい状況になってきているとは言えるだろう。

この検討では、重量は現在のHTVとそれほど変わらない見込みだが、有人飛行では高度をもっと低くする必要があるため、H-IIBロケットでも能力が不足してしまう(ロスが大きいので、打上げ能力は2トン程度低下するそうだ)。この対応としては第2段の強化が考えられており、エンジンには「MB-XXが使えれば理想的」(説明員)とのことだ。

つまり有人用の飛行経路としては衛星用に比べ緩い放物線を描く必要があるため効率が落ちるという話ですね(脱出時の搭乗員に対するGを減らすためとか)。MB-XXがいいなーという話だそうですが、H-Xかそのバリエーションで来るんですかね。


というかH-IIBストラップ出てたのかあ。204型は自作したけどこれは買っておきたかったなあw