打ち上がる?次期気象衛星「ひまわり」 気象庁がコスト削減に奔走 [産経]

現在観測に使われている「ひまわり」は平成17年に打ち上げられた6号。故障に備え2基体制で運用されており、来年7月には6号とほぼ同じ性能を持つ7号(18年打ち上げ)にその座を譲ることになっている。

しかし、7号も27年に寿命を迎える。現在開発している8、9号はそれぞれ、26、28年度に打ち上げが予定されている。

しかし、過去の気象衛星はすべて他省庁との相乗りだったが、今回は気象庁単独での打ち上げを余儀なくされたため、担当者は予算確保に頭を悩ませている。

2基の整備運用には約800億円が必要。21年度予算では、要求した約77億円が財務省原案から外れるという危機もあった。結局「重要課題推進枠」で予算化が認められ、今年7月には三菱電機が製造開発に着手するところまでこぎ着けた。

気象庁ではコスト削減のため、観測機能の制御などを民間企業に委託するPFI方式を導入することを決定。これにより数十億円の経費削減を見込むなど、来年度以降の事業継続に向けた努力が続いている。

まさかここに来てこれまで削られるなんて事は無いと思いたいですが。