巨人7年ぶり日本一、ハムを2―0 日本シリーズ第6戦 [朝日]

クルーン劇場が堂々の完結を迎えたようです。

プロ野球日本シリーズ(7回戦制)は7日、舞台を札幌ドームに移して第6戦があり、巨人が2―0で日本ハムを下し、02年以来21度目の日本一に輝いた。最高殊勲選手(MVP)は第5戦でサヨナラ本塁打を放つなど攻守に活躍した巨人の阿部が選ばれた。

日本ハム武田勝、巨人・東野の先発で試合が始まった。

1回、巨人をアクシデントが襲った。先発の東野が高橋の打球を右腕に受け、降板。急きょ登板した内海が続くスレッジを抑え、2死一、二塁のピンチをしのいだ。

直後の2回、巨人が先取点を挙げた。2死三塁から、阿部が中堅フェンス直撃の適時二塁打を放った。6回には2死一塁から、小笠原が右前安打。右翼の稲葉が打球をはじく間に、一塁から松本が一気に生還し、1点を追加した。

日本ハムは巨人の6本を上回る11安打を放ち、9回も2死二、三塁の好機を作ったが、巨人の東野、内海から豊田、山口、越智、クルーンとつなぐ6投手リレーの前に「あと一本」が出ず、本塁を踏むことができなかった。

というか急遽登板した内海がいい粘りを見せましたね−。毎回のようにランナーを背負いながらも最後はクルーンによるハラハラの抑えで見事に零封ですから文句無しでしょう。今日は投手戦の様相でしたが少ないチャンスを繋いだ巨人が勝負を決めましたね。生え抜きの存在感が増してきましたから、来シーズンに向けても盤石でしょう。日本ハムも良い試合を見せてくれました。最後まで縺れ込むんじゃないかと思いながら見てましたし、本当に盛り上がりました。ファンの皆さんもあの拍手の暖かいこと。
それにしても原監督におきましてはWBC制覇に始まり日本制覇に終わる、とんでもない一年でしたねえw 貫禄ですよホント。世界一そして日本一、ここまでやってのければもう名監督と言って差し支えないんじゃないですかね。皆さんおめでとうございます。