北朝鮮を偵察する衛星、28日打ち上げ 情報収集衛星光学3号機 [産経]

いよいよ3日後に迫ってきましたH-IIA16号機の打ち上げ。本当に打ち上げがあるのかというくらい静かというかw、事業仕分けだの「はやぶさ」だので随分騒がしかったですからね。

光学3号機は超望遠デジタルカメラに相当するセンサーで地上を連続撮影し、識別できる物体の大きさ(解像度)は白黒で約60センチ。運用中の光学1、2号機(解像度約1メートル)に比べ、自動車の種類や積み荷などが識別しやすくなる。

光学3号機の開発費は約487億円。衛星を運用する内閣衛星情報センター関係者は「情報収集の成果や衛星の詳しい能力は言えないが、従来見えなかった物が見えるようになるのは大きい。分析官の能力も向上している」と話す。

米国の偵察衛星は解像度が10センチ程度とされる。光学3号機の性能は、昨年9月に打ち上げられた米民間衛星「ジオアイ1」(同41センチ)にも劣るのが現状だ。

26年度打ち上げ予定の光学5号機では、地上の人を点として識別できる「ジオアイ1」並みの性能を目指しているが、米国では解像度25センチの民間衛星を打ち上げる計画もあり、性能面で米民間衛星の後を追う状況は続きそうだ。

性能はかなり上がってきてますね。実証衛星も上げているのでカタログスペックは十分達成できるのではないでしょうか。まあアメリカの光学衛星はさすがに年季が違うというか別格なのでアレですが。
それより気になるのはレーダー衛星が2011年までは1機のままという点で、今運用してるレーダー2号機が逝ったらどうするんでしょうねホント。なんか光学衛星ばかり増えていくわけですがw
で打ち上げ当日28日土曜日の種子島の天気ですが、宇宙センターの予報は弱気ですが概ね回復基調のようなので良い映像を期待しています。といってもIGSはライブ中継がありませんのでw、いつも通りエア実況でもやりながら待つことにします。現時点までに発表されている公式な打ち上げ予定時間は午前10時から12時の間