タブ切り替え機能やアーカイブ機能などを搭載した「Thunderbird 3」が正式公開 [窓の杜]

Mozillaは9日、メールソフト「Thunderbird」v3.0を公開した。約2年8カ月ぶりのメジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、メールの“アーカイブ”機能を搭載するとともに検索機能を強化、基本であるメールの管理機能を大幅に向上させた。また、ユーザーインターフェイス面でもタブ切り替え機能を搭載したほか、アイコンデザインの刷新、“Gmail”との連携強化などが施されている。

アーカイブ”とは、既読であったり緊急性の低いメールを別の場所へ保管(アーカイブ)して、早急に対応の必要なメールのみを受信トレイへ残しておく機能。アーカイブされたメールは、v3.0で大幅に強化された検索機能を利用して、チェックボックスのON/OFFで差出人、タグ、添付ファイルといった条件を指定して簡単に絞り込んで探し出すことができる。日本語にも対応した全文検索機能も新たに搭載された。

さらに、メールやフォルダをタブで切り替えて表示できるようになったほか、複数メールを選択すると、一連のメールのタイトルと冒頭部分を一覧表示できる“要約ビュー”機能が追加された。また、“Gmail”との連携機能では、“送信済みメール”や“ごみ箱”などの特別なフォルダが正しく認識されなかった問題が修正。IMAPフォルダの同期も高速化されている。

ついに3が出たので早速アップデートした。プロファイルをそのまま流用してみましたが特に問題は見られませんでした。てかかなりキビキビ動作するというのが第一印象です。検索も一瞬過ぎてワロタ。色々UIが変わってますし、新機能も追々試してみよう。