玉手箱を沢山詰めて宇宙に - 山崎宇宙飛行士が打ち上げに向けた抱負を表明 [MYCOM]

山崎宇宙飛行士は2010年3月をめどに打ち上げを計画しているスペースシャトルディスカバリー(Discovery)」(STS-131/19A)のクルーで、2010年9月に予定されているスペースシャトルの退役スケジュールに変更が無ければ、最後の日本人クルーということとなる。

このことについて、山崎宇宙飛行士は「今まで多くの日本人がスペースシャトルで活躍してきた。そういったこれまでの積み重ねがあるからこそ、今回は米国のミッションだが、そうした中で日本人でも良い仕事をしてくれると思って選んでもらったと思っている」とし、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)として、担当する国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System:SSRMS)およびスペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System:SRMS)の操作のほか、ロードマスター(物資移送の責任者)として、スペースシャトルISSの間を6t以上の物資移送を確実にやり遂げたいと語った。

移送される物資の中には、日本からも多数の実験機材がMulti-Purpose Logistics Module(MPLM:多目的補給モジュール)「レオナルド」に搭載され搬入される予定で、今回の来日はその機材のレクチャーなどの意味も含まれているという。

山崎さんも本当にいよいよですねー。野口さんはシャトル退役後に人員輸送を一手に任されることになるソユーズISSに向かい、そして山崎さんが日本人として最後のシャトル搭乗と、何かと節目のフライトにもなりますね。
そしてISSには一足先に野口さんが乗り込んでますから、お二人の活躍に期待したいです。山崎さんもTwitterにアカウント持ってますから宇宙からのつぶやきは当然のこと(?)、どんなネタを仕込んでいくか楽しみにしてますw