平成21年宇宙開発委員会(第38回) 議事録 [宇宙開発委員会]

【野本委員】 今の段階で、どれくらいの応募があったのでしょうか。

JAXA(阪本)】 はい。阪本からお答えします。現在、インターネットが、まだ2万程度、それから団体が2千数百と聞いております。ですから、まだ締め切りまで日がありますので、こういったものは出だしが遅いのかなとは思っているんですが、思ったほど伸びずに今、苦労してキャンペーンを張っているところです。

【野本委員】 「思ったほど」どころのさわぎじゃないような気がするんですけど。

JAXA(阪本)】 そうですね。

募集開始から2週間ちょっとの12月9日時点での話ですが、大丈夫だったんでしょうか(汗 まあミク関連だけでも14000近く集まったそうなので、またぞろ後半になって追い上げたりとかしてるかもですね。ちなみに今回は広報費でなく「手作り」なのだそうです。以前一般公開で聞いたとおりですね。

JAXA(森)】 設計自身は数年間もつように作ってあります。ソーラーセイルの実証自体は半年ぐらいで実現できますが、理学観測器でいろいろな観測も行えますので、続けて運用できれば成果はもっと出てくると我々は思っています。

JAXA(中村)】 お答えいたしますが、2段目を再着火しまして、金星に向かう軌道に乗ったあとです。まずPLANET−Cを切り離します。それから、そのパックを切り離した後、下に納まっているIKAROSを切り離します。それからその後に、大学連合が作っている小さな小型衛星を切り離します。そう対処していくことになっております。

このパネルに模式図がありますが、IKAROSはこの位置関係で「あかつき」の真下に収納されるようです。