明星電、JAXAから小型衛星を20億円で受注 [日刊工業新聞]

【前橋】明星電気は宇宙航空研究開発機構JAXA)から小型実証衛星(SDS)を受注した。
これまで衛星向けに観測機器の供給実績があるが、筐体なども含む衛星本体の受注は初めて。新規技術などの実証を目的とするSDSに採用された機器やシステムは、今後標準品となる可能性があり、さらなる受注に弾みがつく。これを追い風に、衛星事業の売り上げを2012年までに現状比5倍の10億円に引き上げる。
受注したのは、通信や姿勢制御、電源などバス機器と呼ばれる基本装置の標準化が主目的の衛星で、SDSシリーズで第4号機前後となる見込み。早ければ10年度内に打ち上げられる。受注総額は20億円程度と見られ、明星電気はプロジェクト年数で割った金額を毎年売上高に計上することになる。

これまで「かぐや」などにも観測装置を提供していましたが、今回ついにSDSシリーズの衛星バスを受注したそうです。おめでとうございます。