H-IIAロケット17号機/金星探査機「あかつき」・ソーラーセイル実証機IKAROS 打ち上げ見学記

空港に着きました。大阪はめちゃいい天気です。

15:30 種子島到着


島は良い天気です。そして打ち上げ当日になると天気が崩れるのはいつも通りです。

宿


なんかテレビが全部液晶になってた。

天候

宇宙センターの週間予報を見ると、18日夜半から前線通過の影響で大きく崩れると予想されています。21日頃に一旦回復するようですが、あまり連続した好天は見込めなさそうなので少しくらいの雨でもサクッと上げちゃいそうな気がします。この季節氷結層はあまり心配なさそうですし。

No.1390 :Y−1ブリーフィング [宇宙作家クラブ ニュース掲示板]

ブリーフィングのレポ来てます。

われ、推進薬充填が同日21時頃から始まります。
機体移動がいつもより早いのは、『機体移動作業、ホールド時間、およびホールド以降の作業が連続した場合、長時間勤務となるため、機体移動作業を前倒しで実施するスケジュールとした』とのことです。

機体移動は普段は打ち上げ半日前ですが、今回は24時間前から始まります。つまり明日朝。何か+αの作業でもあるんでしょうか。

・のぞみはスゥイングバイ時にトラブルが出たが、今回の改良点は?
中村 のぞみはパーキング軌道を使ったが、今回はダイレクトに投入する。H2Aは余裕があるので心配はない。H2Aは2段目も金星に行く。道連れが多いのは良い。

やはりダイレクト投入だとクリティカルな場面が減ることに繋がるようです。

・ロケットから衛星が正しく軌道に乗ったと判断できるタイミングは?
中村 あかつきはロケットから情報を得る。カメラも搭載されている。DSNでも追尾する。半日後には日本で追尾出来る。
森 イカロスはロケットから軌道情報を得る。DSNは使わない。
江藤 小型衛星は分離信号のみで、あとは各機関が確認するのが原則。
・衛星が正常であるかの確認はいつ行うか?
中村 12時間後に日本で確認。DSNの情報も入るので重大情報があればそちらから送る場合もある。
森 イカロスはDSNを使わないので、日本で12時間後に確認する。
中村 内之浦はあかつき、臼田はイカロスが担当する。

軌道と衛星情報は共に半日後だそうです。

・今回の打ち上げ費用は?
並河 金額は守秘義務があり答えられない。

んー、なんか今回は答えられないようです。

あかつき 惑星探査の道開く衛星(5月16日) [北海道新聞]

「あかつき」の費用は252億円、イカロスの開発費は15億円だ。

ん、「あかつき」の費用は打ち上げ費込みでしょうか? IKAROSは流石安いですね−。ちょっとしたセンサ並の値段な気がします。

頼むぞ「あかつき」 打ち上げ前の激励?天文ショー [朝日]

宵の明星としてここ数週間、西の空で輝きを増している金星が、月齢2の細い月に接近して見える天文ショーが16日夕、全国各地で見られた。18日早朝には金星探査機「あかつき」が打ち上げられる予定で、昨夏に観測を終えた月探査機「かぐや」から「あかつき」へのバトンタッチを象徴するイベントになった。

粋な記事を書くじゃないですかw