JAXA、宇宙実験の成果回収機を三菱重工などと開発へ [日刊工業新聞]

宇宙航空研究開発機構JAXA)は国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人輸送機「HTV」に付けるカプセル型回収機を開発する。
有人宇宙飛行へつなげる回収技術として三菱重工業、IHIエアロスペース、三菱電機の宇宙航空機メーカー3社と協力して概念設計の詳細を詰める。2010年度中に概念設計を固め、15年度の打ち上げを目指す。回収機はHTV本体に取り付け、ISSから本体離脱後、大気圏再突入前に回収機を放出し、大気圏突入を経て海上などに落下させる。
開発する回収機は、ISSでの実験の成果として得られた物や軌道上機器の回収などに使う。09年9月に初めて打ち上げに成功したHTVは回収機能はなく、HTV本体もISSでの廃棄物を載せて本体丸ごと大気圏に再突入して燃焼廃棄している。

何やら具体的な話が。