野口さん“リハビリ”公開 [NHK]

国際宇宙ステーションに、日本人として最も長い5か月半にわたって滞在し、先月、地球に帰還した宇宙飛行士の野口聡一さんの、アメリカでの“リハビリ”の様子が公開され、野口さんは平衡感覚を元に戻すための訓練を重点的に行っていると述べました。

日本人として最も長く宇宙ステーションに滞在した野口さんは、先月、ロシアの宇宙船で5か月半ぶりに帰還し、長期間の無重力状態の任務で衰えた筋力などを回復させるため、NASAアメリカ航空宇宙局で“リハビリ”に取り組んでいます。このうち、テキサス州・ヒューストンのジョンソン宇宙センターにあるトレーニング施設で、12日午前に行われた野口さんのリハビリの様子が公開されました。野口さんは、平衡感覚の衰えで、帰還して1か月以上たった今も体を思うように動かせないということで、NASAの担当者の指導のもと、足を高く上げ、大またで歩くなど、平衡感覚を元に戻すための運動を繰り返し行っていました。リハビリのあと、野口さんは「筋力や骨はトレーニングで徐々に戻っていくが、体を動かすときに必要な平衡感覚は、まったく使っていなかったためか、大きく衰えている」と話していました。NASAなどによりますと、帰還した宇宙飛行士が、平衡感覚の衰えで転倒して骨折したケースもあり、野口さんは今後もリハビリを続ける予定です。

TwitterとかじゃW杯実況してたりでお元気そうですが、まだ平衡感覚に違和感が残っているそうです。大変ですね…。体質にもよるでしょうが、他の人もこんな感じなんでしょうか? 難しい部分ですよね。