種子島周辺におけるロケット打上げ期間等の見直しについて [JAXA]

おお?

  1. 期間 平成23年4月より、通常の打上げを行うことができる期間(通常期)、及び特別な事情により打上げを行うことができる期間(特別期)は廃止し、打上げ対象期間を190日間から通年とする。|
  2. 機数 打上げ機数は、現行と同様の年間17機以内とする。
  3. その他 ロケット打上げ計画及び漁業対策については、現行どおり毎年度の事前協議(※2)の場で協議の上決定するとともに、翌年度のロケット打上げ計画の概要についても協議する。

種子島宇宙センター、いつでも打ち上げOK [読売]

 三菱重工業宇宙機器部の浅田正一郎部長は「期間の制限のために商談のテーブルにすら着けないことがあったが、大きなハードルがなくなる。受注増を目指したい」と話している。

ロケット発射が通年可能に 宇宙機構の鹿児島2場 [共同]

 調印したのは宇宙機構と、関係省庁などでつくる種子島周辺漁業対策協議会、愛媛、高知、大分、宮崎、鹿児島各県の漁業団体。宇宙機構は漁業組合が共用設備を購入する際などに給付する補助金を拡充する。実際の打ち上げ時期はこれまでと同様、毎年春にその年度分を協議して決める。

うおお、ついにか…。40年来の問題がついに合意に至ったようです。どうやら内之浦も対象みたいですね。年間合計数は17機と変わらずですが、まあこれが問題になるようなことは当面無いでしょうw 的川先生の肝臓もこれで浮かばれるというものです。いやあ、地道に交渉を続けてきたんでしょうねえ。周辺各県の漁業関係者の方々もよく決心してくださいました。これでTNSCの大きなボトルネックが1つ解消されたことになるわけで、これが後押しになるといいですね。