あかつき記者向けブリーフィング [大塚実の取材日記]

先週開かれたブリーフィングの詳細レポがアップされましたね。

A 広瀬
近金点は550kmが目標
遠金点は
周期4日の場合が18〜20万km
周期2日の場合は10〜12万km
周期30時間の場合は8万km

3回に分けてマヌーバを実施するらしい。

Q 大体いつくらいになりそうか

A 12/13に入るので
学会発表が16日なので
それまでには撮って欲しいw

金星の撮像はクリティカルフェーズが完了してから。「かぐや」の時もそうでしたし、まあ当然ですね。てかNHKは室山さんが来てたようです。

Q 噴射したという確認は
すぐに分かるのか

A そう

Q 720秒間 吹いたかどうか分かるのはいつか
通信再開後すぐに分かるのか

A 衛星全体のデータを取らないといけないので
数時間後になる

Q ワンチャンスなのか

A この時間にエンジンを吹かないと
双曲線軌道でイカロス君とともに通り過ぎる

A 中村
衛星の姿勢が正しく向いていて正しく吹いていれば
かなりの確度で入っているだろうと思う

ただしのぞみの悪夢がある

のぞみの場合
酸化剤が供給されなくて所定の推力がでなかった

2液ともバルブが開いてちゃんと供給されていることが
確認されないと本当に入ったとは言えない
やはり確認に12時間程度欲しい

確信は段々と強くなると思うが

僕たちの顔を見てなんとなく
ニヤニヤしていたら入っているんだと
思ってもらえればw

(・∀・)ニヤニヤしてたら成功。とりあえず560秒以上噴けば長楕円軌道には入る見込みのようです。近金点についてはどうやら誤差のリスクを見込んで300kmから550kmに変更されたようですが、メインの観測が再接近時ではないので影響無いそうです。