衛星画像で北方領土新地形図 [NHK]

国土地理院は、88年前の測量に基づいた北方領土の地形図を見直し、衛星画像を基に、現在の建物や道路などを載せた縮尺2万5000分の1の新たな地形図を作成しました。

北方領土は、現地調査ができないため、88年前の大正11年に実施された測量に基づいた縮尺が5万分の1の地形図しかなく、詳細な2万5000分の1の地形図は全国で唯一、作成されていませんでした。国土地理院は、衛星画像を活用した詳しい地形図の作成を進め、今月、歯舞群島のすべてと国後島の南部について、2万5000分の1の地形図あわせて13面を作成しました。今回の地形図には、衛星画像で判別できた建物や道路などが載っています。大正時代の地形図にあった日本人の集落は、新たな地形図ではなくなるなど、島の様子が変化していることがうかがえます。一方で、建物が増えている地域が確認できるものの、現地調査ができないために、どのような用途か判別できず、調査の限界もうかがえます。国土地理院は、今後、北方領土のすべての地形図を完成させたいとしています。

明記されてませんが、これってやっぱり「だいち」のデータなんでしょうか。以前竹島の1/25000地図も作ってましたし