JAXAi 惜しまれながら閉館 [NHK]

残念ですが、告知されていたとおり本日閉館。閉館イベントには数千人が訪れたそうです。

JAXAi」は宇宙航空研究開発機構が6年前に都心の一等地、東京・丸の内のビルにオープンした広報施設で、毎年10万人以上が訪れていましたが、年間およそ1億円かかる運営費が事業仕分けで問題となり、閉館が決まりました。最後の日の28日は、冬休み中の子どもたちや熱心な宇宙ファンが訪れ、記念写真を撮ったり、小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルの模型を眺めたりして、名残を惜しんでいました。そして多くのファンが見守るなか、午後8時すぎに担当者が最後のあいさつをして施設の扉を閉めると「ありがとう」や「お疲れさま」といった声とともに大きな拍手が沸き起こりました。「JAXAi」には、オープン以来、延べ120万人が訪れ、特にことしは事業仕分けや「はやぶさ」の帰還などが注目を集め、年度別の来館者が初めて25万人を突破しました。宇宙航空研究開発機構では、今後、都内の博物館や科学館などを活用して、気軽に立ち寄れる展示コーナーを設けたいとしています。

ロケットの打ち上げのニュースなんかでは必ずここのパブリックビューイングが映像も流されてましたね。見直すべき点はあったかも知れませんが、こういう拠点が無くなるのはやはり残念。しかし「廃止」とされた施設がこれほど大盛況の中で幕を閉じるというのはなんとも釈然としない話です。「見直し」に留める判断はなかったのかと…まあ、ある意味グランドフィナーレと言えるかも知れませんが。

JAXAi:閉館 事業仕分けで廃止 [毎日]

 この日は特別に、星出彰彦宇宙飛行士や、6月に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の川口淳一郎プロジェクトマネジャーらによるトークイベントがあった。川口プロジェクトマネジャーは「はやぶさの帰還がもう少し早ければ、事業仕分けの結果も変わっていたという声も聞く。残念です」と話した。

川口先生が気に病む事は無いですよ。もし今年帰還しなければ本丸がやられていたかもしれませんし…。

「JAXAi」きょう閉館 仕分けで廃止決定 [テレ朝]

JAXAでは、代替施設は考えていないということです。

どうやらこういう常設施設ではなく各地の博物館などにコーナーを設けていく方針のようですね。