はやぶさ後継機 開発本格化へ [NHK]

正月早々いいニュース。

はやぶさの後継機は、小惑星イトカワ」から砂を持ち帰るという世界で初めての快挙に続き、今度は生命の起源に迫ろうと、有機物や水を多く含む別の小惑星がターゲットです。地球と小惑星との軌道の関係で、2014年と15年に来る、打ち上げのチャンスを逃すと、次は10年近くあとになるため、国は、後継機の開発に着手することを決め、新年度の予算案で要求どおり30億円を盛り込みました。これを受けて、宇宙航空研究開発機構は、3年後の2014年の打ち上げを目指して詳細な設計に入ることになり、ことし後半には機体の製造を始めたい考えです。

どうやら夏以降に実機製作に取り掛かるようです。さすが動きが速いですね。「あかつき」不具合の影響で共通部分の多い「はやぶさ2」に影響が出る可能性があると見る向きもあるようですが、別に惑星周回軌道に投入するような大推力スラスタが必要なわけではありませんのでさほどでもない気がします。むしろ第1回タッチダウン時の不時着の影響でリークを起こした部分ですよね。当然すでに検討されていると思いますが。