新燃岳噴火:噴煙、日向灘までくっきり NASA衛星撮影 [毎日]

 宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(しんもえだけ)の噴火による噴煙が遠く日向灘までたなびく様子を、米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星「アクア」が撮影、4日公開した。

 新燃岳では噴火が継続し3日午後0時17分には噴煙が上空2500メートルに達していたが、その直後の同日午後1時半にアクアが九州上空から撮影。新燃岳の山頂付近から、東方に白い噴煙が長くたなびいている。噴煙は宮崎沖までくっきりとし、その後は薄くなって新燃岳から500キロ以上も延びているという。桜島からわずかに噴煙が出ている様子も写っている。

Shinmoe-dake Volcano Erupts on Kyushu [NASA]

NASAのAQUAも観測したようです。主に大気の状態を観測するために視野角がとても広いので噴煙が広がる様子がよく分かります。JAXAの「いぶき」も同様ですね。AQUAJAXAも含んだ共同プロジェクトで、今回観測したセンサはMODISだそうです。

Shinmoe-dake Volcano Erupts on Kyushu [NASA]

あと、TERRAやEarthObserving-1も観測を実施しているようです。こちらもはっきり写っていますね。