探査機はやぶさのリーダーも乗車 [NHK]

川口先生ww

東北新幹線の新型車両「はやぶさ」に乗り、同じ名前の小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトチームのリーダーで、青森県出身の川口淳一郎教授が、ふるさとを訪問しました。

宇宙航空研究開発機構の川口教授は、世界で初めて小惑星から微粒子を持ち帰った探査機「はやぶさ」のプロジェクトチームのリーダーで、青森県弘前市の出身です。5日は、「はやぶさ」の開発に当たったJRの責任者との対談イベントに出席するため、「はやぶさ」の1番列車に乗り、青森市を訪れました。新青森駅のホームに降り立った川口教授は、「本当に時速300キロで走っているとは思えず、見事な完成度だった」とたたえました。そして、「新幹線も探査機も、夢をかなえることでつながっていると思う。それにしても、ひと昔前は東京から青森まで一晩かかっていたのが信じられません」と感慨深げに話していました。

川口先生は青森出身なんですよね。両「はやぶさ」対談ということで新幹線「はやぶさ」で出向くという洒落の利いた演出。乗り心地も大変良かったそうです。乗りたいなあ…。
そういえば1週間ほど前にはイトカワのサンプルが北海道大学に運ぶニュースが朝のNHKニュースで特集されてたのですが、そのときは新幹線「はやぶさ」デビュー8日前だったんですよね。惜しい! サンプルの入ったケースは大気で汚染されないよう密封されているので飛行機とかだとセキュリティ上難しいこともあるだろうということで陸路で運ばれたそうです。先生直々に九州大学に出向きカバンに詰めて運ぶ様子はなかなかシュールでしたw 15時間位かかったそうです。

宇宙のはやぶさ×地上のはやぶさ 「生みの親」同士対談 [朝日]

 二つのはやぶさの「生みの親」が、ゆかりの地青森でご対面――。東京―新青森を結ぶ東北新幹線の新型車両E5系「はやぶさ」がデビューした5日、開発に携わったJR東日本運輸車両部担当部長の田島信一郎さんと、小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトを率いた宇宙航空研究開発機構教授、川口淳一郎さん=青森県弘前市出身=の講演と対談が、青森市であった。川口さんはE5系の登場がプロジェクトの励みになったというエピソードを披露した。

 さらに、はやぶさをどう帰還させるかに頭を悩ませていた頃、寝台特急はやぶさ」の廃止を聞いて落ち込んだ。だがその後、E5系の名がはやぶさに決まったとのニュースに「励まされた」。「JRも捨てたもんじゃないと思った」と、約400人が詰めかけた会場の笑いを誘った。

 対談で田島さんは「理系離れが進んで久しいが、はやぶさの成功で理系の新しい夢が世の中に広がっているようで、頼もしい。新幹線のはやぶさも夢を与えられるよう頑張りたい」と話した。

そういえば以前寝台特急はやぶさ」で内之浦に乗り込んだ気合入ったファンがおられたようですが、せっかくなのでこっちの「はやぶさ」も九州まで乗り入れれば…!