東北地方太平洋沖地震関連 2011.05.15

東北震災被災地に乱立する謎の看板 [アルファルファモザイク]

なんじゃこりゃ… 怪しすぎてかなわん。

1号機、津波の5時間半後には燃料溶融 東電解析で判明 [朝日]

(゚Д゚)

 福島第一原発は、3月11日午後2時46分の震災発生直後に原子炉が自動停止。地震で外部から電力を得る設備も被害を受け停電した。さらに同3時30分ごろに津波をかぶり、非常用発電機なども被害を受け、炉心を冷やすために必要な電源をすべて失った。

 このため炉心では核燃料からの熱(崩壊熱)によって冷却水が徐々に失われていく事態に陥った。

 東電の発表によると、午後6時ごろに核燃料の頭頂部まで水位が下がり「燃料の一部露出」が始まった。同時に炉心の温度は急激に上昇した。

 約1時間半後には、全長約4メートルの燃料棒の水につかっている部分が完全になくなる「全露出」状態となった。核燃料を包む金属の筒(被覆管)は、炉心の中央下にあるものから融点の1800度を超えて溶け始め、20分ほどで炉心中央上部が溶けて崩落。午後9時には燃料ペレットが溶け始める2800度に達したと思われる。翌12日には核燃料がすべて原子炉圧力容器の底に崩れ落ちた。

この分析通りの状態だとしたらなんというかまあ、よくこの程度で済んだものだなと…。もし注水が遅れてれば完全に底が抜けてましたね。

4号機爆発、3号機の水素ガス逆流が原因か 東電推定 [朝日]

 これまで4号機では、燃料が貯蔵プールの冷却水から露出して空だきになり、化学反応で水素ガスが発生したと疑われていた。

 しかし、プールの水などを分析した結果、東電は燃料に大きな異常はないと判断。3号機で発生した水素ガスが排気管を通じて流れ込んだ可能性が浮上した。

 3号機も水素爆発したが、爆発前に格納容器の損傷を防ぐためベント(排気)が行われた。原子炉内で発生した水素ガスが排気管を通じて3、4号機共用の排気筒から出たとされる。排気管は、排気筒の手前で3号機の排気管と合流しているが逆流防止弁はなく、ここを逆流して4号機に流れた可能性があるという。

 4号機のプールは3月15日早朝、爆発音がした後、建屋の外壁が大きく壊れた。4号機は定期検査中で原子炉内の燃料がすべて貯蔵プールにあった。

やっぱりこの線でしょうか。

メガフロート、福島向け出港 放射能汚染水を保管へ [朝日]

 腐食防止剤を内側に塗って水漏れを防ぐ工事や、汚染水を移すための配管の取り付けをしていた。静岡市で清水港海づり公園として使われていたが、東電に提供された。

 同原発の敷地内で見つかった比較的濃度の低い汚染水の一部(約1万トン)の保管場所として使われる予定だ。東電は4月上旬、高濃度の放射能汚染水の保管などのため、濃度の低い汚染水約1万トンを意図的に海に放出し、国内外から批判を浴びた。この再発を防ぐ狙いがある。

海釣り公園がすっかり改造されています。

福島第1原発:作業員の搬送に2時間…心筋梗塞で死亡か [毎日]

 東京電力福島第1原発で14日、集中廃棄物処理施設で作業していた60代の男性作業員が死亡した問題で、男性が体調不良を訴えてから病院に着くまでに2時間以上かかっていたことが分かった。救急車に乗せるには警戒区域(半径20キロ圏内)外まで出る必要があるためだ。過酷な作業環境で危険にさらされていると指摘される原発作業員を取り巻く救急体制の脆弱(ぜいじゃく)さが浮き彫りになった。

 東電と双葉地方広域市町村圏組合消防本部によると、男性は13日から原発で収束作業に従事。14日は午前6時に作業を始め約50分後、体調不良を訴えて医務室に運ばれた。1人しかいない勤務医の勤務時間(午前10時〜午後4時)外だったため、心臓マッサージなどの講習を受けた東電社員の「医療班」が応急手当てをした。既に意識は無く呼吸も確認できなかったという。

24時間態勢で動いてる現場の勤務医が1人だけというのが無茶ですよね。作業員の健康維持もそうですし、たった1人で切り盛りする医師の体力も問題になってきませんか。警戒区域内には当然開いてる病院なんてありはしませんし、厚生面はホント心配です。