三菱電機 鎌倉製作所 人工衛星生産棟増築のお知らせ [三菱電機]
三菱電機株式会社は、鎌倉製作所（神奈川県鎌倉市）に人工衛星生産棟を増築します。2013年3月末竣工予定で年間の生産能力が4機から8機へと倍増します。今回の生産能力増強により、国の宇宙基本計画の実行に伴う人工衛星調達増大と海外での商用通信衛星の堅調な需要に対応し、2020年度には宇宙関連事業の売上高1,500億円を目指します。
当社は人工衛星事業を成長戦略事業の1つとして位置づけています。これまで努めてきた品質・価格・工期の競争力向上に加え、今回の生産能力増強により、国内需要増への対応と積極的な海外展開で2020年度には人工衛星を含む宇宙関連事業の売上高1,500億円を目指します。
■三菱電機、人工衛星の生産能力倍増 新興国の需要増加 [日経]
増築面積は2052平方メートル。組み立て・製造設備を増やすほか、地上からの電波などを正確に送受信できるようアンテナの精度を確認する電波暗室、真空状態や極低温など宇宙空間を再現できるスペースチャンバなどの設備を増築する計画だ。
年間8機の生産能力は凄いですね。そこまで埋まるかどうかとなると分かりませんが、HTVはこれから当面毎年打ち上がりますし、2014年前後にはALOS-2/3（プライムはNEC？）やひまわり8号、トルコから受注したTurksat-4A/B、あと詳細は不明ですが情報収集衛星もあるでしょうし、現状の年間4機分のラインでは追い付かなくなる可能性は十分ありますね。
