世界で初めてロケットエンジン全体の高精度流体解析の実施に成功 [JEDI/JAXA]

エンジン内部では、水素は液体、超臨界状態(※2)、気体の3つの異なる状態で存在することから、既存の解析技術でエンジン全体の解析を実施することは極めて困難です。このため、従来は個々の部品単位での解析を実施することで性能評価を実施していました。しかし、JAXA情報・計算工学センターでは統合解析に必要な解析技術について研究開発を進め、これらの技術を統合することで、今回、エンジン全体の作動状況をJAXAスーパーコンピュータ「JSS」(※3)上で再現することに世界で初めて成功しました。

従来はそこがバラバラだったという事でしょうかね。これからはより効率的に設計を進められそうですね。

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