「きぼう」ロボットアームの遠隔操作デモンストレーションを実施 [ISS/JAXA]

これまで、「きぼう」ロボットアームの操作は国際宇宙ステーションISS)に滞在するクルーが実施してきましたが、現在、ISS全体として、ロボティクス運用に関わる軌道上クルーリソース(作業に要する時間)を節減するという観点から、ロボティクス運用を地上からの遠隔操作で実施する運用方式を主とする必要性が生じてきています。

12月6日のデモンストレーションでは、「きぼう」運用管制室からのコマンドにより、ロボットアーム先端(親アームの手首関節)の回転動作(Demo#1)、直線動作と直線動作中のロボットアームの緊急停止機能のデモ(Demo#2)を実施し、地上からのコマンドにより動作を制御できることを確認しました。

先日報じられた件ですが、デモに成功したようです。