孫社長もにおわせた従量制移行 データ通信量増大で「定額制」ピンチ [J-CAST]

「定額制」廃止に最初に踏み切ったのは、米AT&Tモビリティだ。2010年6月にデータ通信の料金プラン変更を発表、月額15ドル(約1155円)で200メガバイト(MB)、25ドル(約1925円)で2ギガバイト(GB)、45ドル(約3465円)で4GBとそれぞれ利用可能なデータ量の上限を設けた。超えた場合は追加料金を徴収される。AT&Tのウェブサイトを見ると、15ドルプランの場合はテキストメール1000通分の送受信、ウェブサイト400ページ分の閲覧、SNSへ50枚の画像投稿、動画サイトの閲覧20分間が、それぞれ可能だという。

SBM孫正義社長は、2011年7月28日の第1四半期決算発表の席で、定額制について興味深い発言をした。スマホの急増によりネットワークの混雑が深刻化しているが、原因はわずか数%のユーザーによる大容量データ通信で、残り9割以上の利用者にとって「迷惑行為」になっている点を指摘した。欧米では完全定額料金が「むしろ不公平だという流れがあり、我々も注視している」と明かす。そのうえで「いずれそういう(定額制ではない)料金体系をとらないと、90%以上の利用者にご迷惑をかける」と話し、従量制への移行も場合によってはやむなしとの考えをにおわせた。

自分の使用量を調べてみたところ10月末からのモバイルデータ通信使用量は月間にしておよそ300MBほどでした。種子島で使いまくってたのに意外と低かった。で、それをAT&Tの相場に照らし合わせてみるとどうやら現在の料金より安くなるっぽいですw ただやはり動画の送受信が多い人はかなり嵩みそうですよね。従量制にするとしたらそのへんから色々と差別化を図っていくんでしょうけど、例えば固定回線(fonとか)を提供していれば割安になるとかあってもいい気がします。いや思い付きですけど。