JAXA理事長、「はやぶさ2」の予算圧縮も当初計画変更せず14年度打ち上げ [日刊工業新聞]

 宇宙航空研究開発機構JAXA)の立川敬二理事長は12日の定例会見で、小惑星探査機はやぶさの後継機「はやぶさ2」の2012年度予算案が概算要求の半分以下の30億円に圧縮され、計画中止の瀬戸際にあることについて「14年度の打ち上げを目指す」と述べ、当初の計画時期に変更はないとの考えを明らかにした。
 立川氏は、はやぶさ2について「(目標の)スケジュールを守るためにどうするかを検討している」としつつも、「(16年度に打ち上げる米国の小惑星探査機の後になり)タイミングを逸して、二番煎じになっても意味がない」とし、衛星メーカーと協力して14年度打ち上げを順守する考えを強調した。

JAXAのトップが明言したからにはやり切るんでしょうけど、「メーカーと協力」というのは…メーカー持ち出しって事になるんですかね。