観測ロケット 雲のリング [読売]

 宇宙機構によると、蒸気の放出が予定より十数秒遅れたため、発光雲の位置が当初の計画より低くなり、予想より暗くなったため、肉眼では確認できなかったとみられる。ロケットに搭載した機器で行った磁場の観測などは成功した。

 宇宙科学研究所の阿部琢美准教授は「高度によって風向きが違う空域を通過しながらリチウム蒸気を放出したことで、発光雲が地上からはリング状に見えたと考えられる。発光雲を期待していた方々をがっかりさせて申し訳ない」と話した。

なるほど、風に巻かれてうまいこと輪っかになったというわけですか。