古川宇宙担当相「有人火星探査を目標に」 [日経]

古川宇宙飛行士の報告会に同席した古川宇宙開発担当相の発言というややこしい話ですがそれは別にどうでもいいですね。

 古川元久・宇宙開発担当相は16日、都内で開かれた宇宙飛行士・古川聡さん(47)らの報告会であいさつし、「日本人による有人火星探査という大きな目標を立ててはどうか」と表明した。次代に夢を与えられる宇宙開発テーマが必要だと強調した。

 報告会は宇宙航空研究開発機構が開いた。古川担当相は有人火星探査の実現には宇宙船を地球に帰還させる技術の開発、既存ロケットの高度化などが必要になると指摘。「優秀な宇宙飛行士や高い技術を支える人材の育成も大切だ」と述べた。ただ、現時点では資金面の裏付けはなく具体的な施策には乏しい。

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 古川宇宙相は、国際宇宙ステーションに物資を運ぶ無人補給機「こうのとり」を、地球に帰還させる技術開発などが必要と強調。米国では宇宙開発にベンチャー企業が活躍していると指摘し、日本も民間企業を「国として応援していきたい」と述べた。

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実現に向けISS無人補給機「HTV」やロケットエンジンの改良などによる基盤技術の整備が必要だとし、内閣府に設置予定の宇宙政策委員会(仮称)で議論する方針を示した。

まあ日本が有人火星探査というと大風呂敷にきこえるのは無理からぬ話ではありますがw、前も書いたとおりこれは全部独自にというわけではなくアメリカの探査計画への参画という話になるかと思います。具体的に何をするかといえば基幹ロケットの高度化やHTV-R開発など既存の計画の推進ですから、突拍子の無い話というわけではありません。そもそもだいぶ先の話ですからね(たぶんISS後とかそんな感じ)