はやぶさ2 本格開発に移行 [南日本新聞]

おっ!

 文部科学省宇宙開発委員会は16日、省内で開いた推進部会で、小惑星探査機「はやぶさ2」の本格開発に移行することを妥当と認めた。宇宙航空研究開発機構宇宙機構)は、種子島宇宙センター南種子町)からの2014年打ち上げ目標に向け、機体の基本・詳細設計に入る。
 「はやぶさ2」(総予算289億円)は、12年度予算案が概算要求の半分以下の30億円に圧縮された。資金計画への影響を懸念する声もあるが、宇宙機構側は当初の打ち上げ目標を変えない方針。
 探査対象は、ほぼ地球と火星の間の軌道で太陽を回る小惑星「1999JU3」。推進部会では、14年を逃すと、次の打ち上げタイミングは24年になるとして、「技術の優位性が損なわれ、技術の伝承・人材育成にも影響が出るため、遅滞なく開発を進めることが肝要」と確認した。
 部会後、宇宙機構の吉川真はやぶさ2プロジェクトマネジャーは「予算は減額されたが、メーカーとの契約時期などを工夫し、予定通り進める」と話した。

うむ、やはりやりくりがきつくなりそうですね。しかし遅滞なく進めるという意思決定が出来たのはよかった。