帝京大生の人工衛星 来夏打ち上げ [朝日]

 小型衛星の名は「TeikyoSat―3」。宇宙航空研究開発機構JAXA)が2013年夏に打ち上げ予定の、H2Aロケットに相乗りする。昨年6月に民間企業や大学を対象にJAXAが公募し、12月、帝京大や信州大、筑波大など7大学の衛星が選ばれた。
 製作したのは、理工学部生ら約20人でつくる学生サークル「宇宙システム研究会」。09年に設立され、人工衛星の模型をつくり、通信実験をしてきた。今回の衛星は、約30センチ角の立方体で重さ約20キロ。微生物の粘菌を中に入れ、無重力状態や宇宙放射線がどのような影響を与えるかを顕微鏡で観察し、デジタルカメラで観測する。

 粘菌を入れる合金の容器は、さくら市の金属加工メーカー「湯原製作所」が無料で部品づくりを引き受けた。顧問の久保田弘敏教授は「これを機に、栃木の新しい産業の足がかりになれば」と話している。

あ、研究室とかじゃなくて理系サークルでやってるんですね! 粘菌入りっていうのがとても興味深いです。

多摩美と東大の学生が共同で人工衛星開発−来年7月の打ち上げ目指す [八王子経済新聞]

 開発を進めているのは1辺が10センチ、重さが1キロ以内の超小型人工衛星CubeSatキューブサット)」。「芸術衛星INVADER(インベーダー)」と名付け、昨年12月には宇宙航空研究開発機構JAXA)が来年7月に予定している全球降水観測衛星「GPM」の打ち上げに「相乗り」することが決まった。「通信衛星気象衛星などと同じように芸術のための衛星になる」と久保田さん。

 本体の開発などは東京大学、八王子キャンパスに設ける予定の人工衛星をコントロールする地上局や関連プログラムの開発などは多摩美術大学の学生がそれぞれ中心となって担当。最初のステップに当たる「ブレッドボードモデル」の開発を本年度中に終わらせ、実機のサイズに収めるエンジニアリングモデル、実際に打ち上げるフライトモデルの開発へと進めていく方針。

こちらもすさまじく斬新なコンセプトですがw、しっかりとしたモノが出来上がりそうですね。