05/3106:17:03: 今日の IKAROS(5/30) - Daily Report - May 30, 2012 [IKAROS-blog]

残念ながら,応答は確認できませんでした.
2歳となったイカロス君,ケーキはお預けです.


3/14のブログにて少し詳しく書きましたが,
IKAROSと再び通信ができるようになるためには,少なくとも,
IKAROSが「発電できる姿勢」かつ「通信できる姿勢」になっていなければなりません.

一般的な探査機であれば,この前提条件クリアしているのかどうかの判定は,
昨年12月に見失ったときまでのデータを元にすればかなりはっきりと推測できます.

しかしIKAROSの場合は,姿勢運動が大きなセイルに受ける太陽光圧に
大きく影響されるため,この推測がとても難しいのです.


前回くらいまでの運用では,この前提条件がクリアされているような
姿勢運動をしている可能性はかなり低い,というような予想でした.
「可能性」というのもあまり正確ではない表現なのですが,
今後少しずつ,これが高くなってくると予想しています.

うむ、本日の運用でも復活はならなかったようです。というか「はやぶさ」の時は毎日やってましたがIKAROSでは数週間に1度ですから、ピンポイントで捉えないといけないのが難しいところですね。以前に出されている予測では6月前後2か月の誤差があります。気長に待つしか無いですね。

ところで,次のソーラー電力セイル・木星圏探査計画において検討中のセイルの
膜面の大きさというのが,だいたいこの臼田局の64mのパラボラの大きさといい勝負になります.

えっ何それうすださん巡礼フラグ?