生命の起源は宇宙? 宇宙空間をただよう微生物を捕らえ解明へ [日経]

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 計画に参加しているのは東京薬科大学宇宙航空研究開発機構JAXA)、横浜国立大学千葉大学など。実験装置を打ち上げてISSの日本実験棟「きぼう」の船外部分に設置、3年かけて取り組む予定。人工衛星の破片などスペースデブリ宇宙ごみ)を調べる研究のほか、地上からISSの高度まで巻き上げられた微粒子や、宇宙塵(じん)と呼ばれる宇宙のちりなどを捕獲して調べる生命関連の研究が目的だ。

 捕獲した微粒子は、中に微生物が含まれていないかを調べる。例えば、遺伝子のDNA(デオキシリボ核酸)を蛍光発光させて顕微鏡で検出する。エアロゲルがクッションになるといっても、高速では微粒子が破裂して飛び散り、ガラス状物質ができる。ただ、実験では衝突後もDNAが残り、検出可能だった。

通称「たんぽぽ計画」、どうやら来年にも実現するようです。