「国産ロケットは高コスト」宇宙政策委員長 [日経]
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「年間約3000億円の予算を大幅に増やすのは難しい。これまで進めてきた宇宙開発の中で、どの分野が国民生活や産業振興に役立つのかはわかってきた。そこに資源を投入して競争力を高める時期に入った」
――応用重視だが、基礎科学については。
「基礎も大事だが、今は成果の実用化に目を向ける時期だ。産業の裾野が広がれば基礎科学に使える資金も増え、次の科学につながる。例えば委員の間では、小惑星探査機『はやぶさ2』への評価は高くない。初号機の科学的成果と後継機で見込まれる成果をもっと明確に示す必要がある」
今なくして将来も無いですよね。もし全体のたかだか1割程度の宇宙科学が割を食うような状況になるなら、ちょっと期待できそうにないです。実用化ってことを言うならそれこそ現状の3000億円という予算枠みたいなのを本気でどうにかしていくべきじゃないですかね。