衛星や探査機、予算審査を厳格に 宇宙政策委が基本計画素案 [日経]

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 新基本計画は2つの柱からなり、第1は気象観測などに使う「リモートセンシング」や通信、測位などの実用衛星の開発や打ち上げ。宇宙開発を産業化や安全保障強化につなげる。第2は科学技術分野で、経費に対し十分な学術的な成果が見込める衛星や探査機に絞って開発を進める。

 さらに「宇宙の利用拡大」と「自律性の確保」を基本理念に据える。衛星やロケットの民需や外需を開拓し、宇宙開発の官需依存体制を改善。宇宙産業の振興を図ることで、国の財政悪化が進む中でも衛星や探査機の打ち上げ・運用能力を維持する。

ISS、16年以降は減額へ 宇宙基本計画の素案公表 [日経]

 日本の宇宙開発予算は約3000億円で、ISS関連事業の占める割合は高い。日本は独自の実験棟「きぼう」を建設して材料や生命科学の研究を進めてきたが、産業競争力強化につながる成果は得られていない。

確かに総花的にやりすぎてにっちもさっちもいかないような状況ではいけないと思いますが、何でも成果セイカ即物的な判断基準になるのもまたよろしくないと思いますので、基礎研究からしっかりボトムアップする考え方で進めて欲しいと思います。あとパブリックコメントも募集するそうです。