米空軍ロケットの独占に幕 国防総省 コスト抑制へ入札導入 [SankeiBiz]

 ケンダル国防次官(調達・技術担当)は先月27日付のメモで、空軍はロケットの主要構成部分である「ブースターコア」を、新規参入者から向こう5年間に最大14基購入することが認められていると指摘。新たな調達先候補として、富豪のイーロン・マスク氏率いる米宇宙開発企業スペースX(正式社名・スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ)と、米同業のオービタル・サイエンスを挙げている。

 空軍の「発展型使い捨てロケットプログラム(EELV)」ではこれまで、軍事衛星用の中・大重量打ち上げロケットの供給はロッキードボーイングが2006年に設立したユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)が独占してきた。ケンダル次官はこのメモに「空軍に対して競争的な調達環境を積極的に導入するよう指示する」と書いている。新規参入者との契約は早ければ15年度にも交わされる可能性があるとしている。

アメリカには色んなロケットがありますからねえ。ただまあSpaceXのFalcon9にしろオービタルのアンタレスにしろ実績はまだあまりないのでそう簡単に取って食われるという事にはならないでしょうけど。