有人宇宙活動に経費削減迫る 宇宙基本計画案 [共同]

 内閣府宇宙戦略室は15日、今後5年間の宇宙政策の方向性として、安全保障や産業への利用に重点を置き、産業につながる成果が見られない有人宇宙活動に経費削減を迫る次期宇宙基本計画案を取りまとめ、宇宙政策委員会に報告した。

 2009年にまとめられた現行計画は、将来の有人探査を目指して20年ごろのロボットによる月探査を検討するとしていたが、その文言は消えた。

 計画案は、厳しい財政下で政策の重点化が不可欠と指摘。「安全保障と防災」「産業振興」「宇宙科学など」を重点3分野に挙げた。

まあ前から言われてるようなことですが。ていうか有人ってべつに産業だけを前提にして考えるものじゃあないでしょ。必ずしも今まで通りのやり方で考える必要は無いですし、ロケットと同じで基幹技術に位置づけられるべきものだと思います。いずれにしろ厳しい査定が入るのは仕方の無いことですけどね、これに限らず。