H-IIAロケット22号機/IGSレーダー4号機打ち上げ関連
■最新の気象情報 [H2A/H2Bロケット打上げレポート]
いつもお世話になっているこちらの方の情報によると、どうやら氷結層による雷の心配はなさそうです! となると気象条件はほぼクリアですね。
燃料充填開始にGOが出ております。
12:30 X-10
いよいよ10分前。
12:40 X-0
リフトオフ! おおおおおおおおおおおー!思ったよりは雲が高く、20秒くらいは見えました。ナイスカメラワーク!
あとなんかUst公式も反応!
順調に飛行を続けているようです。よーしよしよし
よっしゃ! あとは2機の衛星を分離した知らせが来れば…
衛星分離を確認、打ち上げ成功です! これで打ち上げ成功率は95.5%となりました。おめでとうございます!
■H-IIAロケット22号機による情報収集衛星レーダ4号機および実証衛星の打上げ結果について [JAXA]
JAXAからプレスリリースが発表されました。
■H2Aロケット打ち上げ成功 所定の軌道に投入 [朝日]
こちら朝日の記事にも恒例の空撮動画がアップされています。GJ!
■H2A打ち上げ成功:情報収集衛星の監視網完成 [毎日]
読売・毎日のヘリからも空撮が届いています!
■種子島に爆音、1100人歓声 H2Aロケット打ち上げ [読売]
宇宙センターを見下ろす同町の長谷展望公園には、約1100人が集まった。午後1時40分に打ち上げられたロケットは数秒で雲に隠れたが、再び雲間から姿を表すと、大きな拍手と歓声がわき起こった。
種子島観光協会によると、休日の打ち上げは昨年夏のH2Bロケット3号機に続くもの。日中の打ち上げでもあり、島への高速船などは前日から満席。島内約3000人分の宿泊施設はほぼ埋まり、約400台のレンタカーも予約でいっぱいになったという。
■1100人、空を見上げ歓声 H2A打ち上げ 鹿児島 [朝日]
要ログイン記事。
人がまばらになった後も作業着姿で公園に残っていたのは、ロケットの組み立てに関わった三菱重工の山崎智広さん(24)。「発射だけでなく、衛星と分離するまでは見守ります」。約30分後、アナウンスが分離を伝えると「一安心」と胸をなで下ろしていた。
担当部分の仕事が終わった関係者の方々も結構打ち上げ観戦に来られてるんですよね。お疲れ様でした!
■情報収集衛星打ち上げ レーダーで地上監視、H2Aロケット22号機 [産経]
内閣情報衛星センターによると、レーダー4号機の開発費は243億円、光学実証機は118億円。H2Aの打ち上げ費は109億円。
三菱重工からは発表を控えていますが、内閣情報センターさんがさくっと口にしておられます。打ち上げ費用はいつも通りですが、光学実証機が思っていたより安くて意外でした。
■識別力は60センチ、米民間衛星にも及ばず [読売]
しかし、地上にある物体を見分ける性能は光学衛星で現状、最高約60センチとされ、自動車を識別できる程度だ。人間がいるかどうかを識別できる米偵察衛星の約10センチはもちろん、米民間衛星「ジオアイ」の約40センチにも及ばない。
記事の続きが読めないので書くだけ書いちゃいますが、技術というのは日進月歩。今回は光学5号実証機も打ち上げられましたが、そちらは分解能40cmと言われています。アメリカは軍事予算を大量につぎ込んで得たノウハウがありますが、日本もこの10年ほどで随分技術的に向上してきたと思いますよ(運用方針などは置くとして)。開発中のASNARO-1も50cm以下ですからね。ちなみに10cmという分解能はKHのように一時的に衛星を急降下させて得られるもので、そういうチート級と比べるのはちょっとw