宇宙望遠鏡ケプラー、科学観測を再開 [sorae.jp]

 ケプラーは、リアクション・ホィールと呼ばれる、円盤を回転させて姿勢を制御する装置の1つ(#4)に、想定以上の摩擦が検出されたため、NASAは1月17日リアクション・ホィールを停止させ、潤滑剤が再度行き渡るのを待つことにした。その間、ケプラーはスラスターを使って姿勢制御を行っていたが、スラスターではリアクション・ホィールほどの精密な制御はできないため、科学観測は休止されることとなった。

 そして太平洋標準時1月27日11時30分(日本時間28日4時30分)から復帰に向けた運用に入り、28日17時ちょうど(29日10時ちょうど)、ケプラーは科学観測を再開した。今後、科学観測は続けつつ、リアクション・ホィール#4の挙動を注意深く見守っていくとしている。

それで結構改善するものなんですね。