離昇からおよそ11.4秒後に、挙動がロール角の制限を超えたことを飛行制御システムが検知、そして離昇20秒後に飛行中断システムがロケットエンジンを停止させ、離昇56秒後に墜落したという。
RD-171Mはエンジン自体を振らすことで噴射の方向を制御しているが、それを動かすアクチュエーターに油圧を供給するのがBIMだ。ロケットから得られたデータによれば、ポンプを動かすタービンの回転数が、離昇前には正常だったものの、その直後に低下し、そして止まってしまったことが示唆されているという。
うーむ、ジンバルの油圧系ですか。あとロシアのロケットは基本的に指令破壊装置は搭載していないそうです。そうだったんだ。