KIBO ROBOT PROJECT、ISSで若田宇宙飛行士と対話するロボットの名称を決定 [マイナビ]

おっ、名前が決まったようです。

今回のキャンペーンへの応募総数は2462件(のべ1226人)で、選定の結果、宇宙用ロボットが「KIROBO」、地上用ロボットが「MIRATA」に決定したという。同プロジェクトでは、この2体を合わせて「未来への希望」につながるようにとの想いが込められた名前になっていると説明する。

2体のロボットは2013年2月末時点で、宇宙への打ち上げに必要となる審査ならびに実験が進められており、2013年春に完成する予定だという。

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 「宇宙空間では空気の対流が起こらず、熱を発する部品は熱が蓄積されて破損するほか、最悪だと発火してしまう。このため、温度が上昇しそうな部分にファンを付けるなどした。宇宙に打ち上げたら、もう調整や修理は難しい。不具合が起こらないよう安全性の試験を繰り返している」

 「無重力状態の宇宙でロボットが自然に動くようモーターの回転数などを調整するなどのシミュレーションをしている」

 「音声認識にはカーナビやスマートフォンで要素技術がある。ただ我々は十分にその機能を利用していない。四角い箱と“会話する”ことにはまだ抵抗感があるからだ。人型のロボットが自然な動きをして、人と会話することが理想だ」

 「単体での要素技術があっても、うまく統合されていないと残念ながら使われない。米アップルも(iPhoneなどで)新技術を開発したわけではなく、世の中にある技術をバランスよくパッケージングした。コミュニケーションができるロボットも要素技術を組み合わせて、上手に形にしなければならない」




こちらに動画もアップされています。無重力状態でどのようになるのかと思いきや、意外と泳いでいる感が出ていますw ちなみに最近デアゴスティーニから「Robi」というシリーズが刊行されましたが、あちらも会話機能が付いているということですので技術的にはやはり共通する部分があるのでしょうか?