NASA、月の砂を加熱加工した材料で月面基地を建築する計画 [/.j]

SinterHabは、レゴリスを利用するところまでは欧州宇宙機関の計画と同じだが、レゴリスにマイクロ波を放射して加熱、セラミックのような物質に変えてることで基地を構築するという。この方式で作られたSinterHabは、放射線と微小隕石から宇宙飛行士を守る役割を持つ。さらに道路の建築や着陸施設を防御するため材料を提供することにもなるとしている。研究チームは、今年の前半にはレゴリスを処理し、マイクロ波を放出可能なプリントヘッドを搭載したロボットアーム、動力源となる太陽電池を備えたモジュールを構築する用意だとしている。

これは今週のアレにも出てましたが、原材料を現地調達できるというのは輸送コストの大幅削減にも繋がりそうですね。