人工衛星の生産能力倍増 新興国需要拡大で三菱電機とNEC [産経]

 三菱電機は新工場建設に約30億円を投資し、5月下旬から稼働させる。既存の生産棟と隣接して建設、搭載機器の生産設備や試験用施設を1カ所に集約し、生産の効率化を図った。

 一方、NECも約96億円を投じ、来年6月の稼働開始を目指して、府中事業場(東京都府中市)で人工衛星の試験・組立工場の建設を進めている。生産能力は8基で、三菱電機と同じ。

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 新棟は6階建てで、1〜4階が吹き抜けになった衛星本体の組み立て・試験スペースおよびコンポーネントの一部試験スペース、5階がコンポーネントの試験スペース、6階がコンポーネントの組み立てスペースとなっている(図2)。冒頭で述べたように、既存の生産棟と棟続きになっており、衛星本体やコンポーネントは梱包せずにエアパレットに載せるだけで棟間を移動させられる仕組みだ。コンポーネントのフロア間での移動には専用エレベータを使う。

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 約30億円を投じた新棟の心臓部は、約30メートル四方、天井までの高さ19メートルの広大なクリーンルーム。温度や湿度が一定に保たれ、微細なホコリもシャットアウトした。大きいものはマイクロバスほどもある人工衛星を組み立てる。5月下旬から本格稼働する。

ODA分もありますが、これをフル活用できるだけの引き合いを是非ゲットしてきて欲しいですね。