新ロケット「イプシロン」着々 鹿児島・内之浦で試験 [西日本新聞]

 宇宙航空研究開発機構は18日、鹿児島県肝付町内之浦宇宙空間観測所で、新型の固体燃料ロケット「イプシロン」の打ち上げ設備の旋回試験を報道陣に公開した。

 打ち上げ設備はM5用の装置を改修。M5よりも全長が短いイプシロン用に高さをかさ上げする「支持台」や、打ち上げ時の振動による影響を軽減する「煙道」を設置した。

 旋回試験では11階建ての打ち上げ棟からイプシロンと同じサイズ(全長24メートル、重さ90トン)のダミーロケットを搭載した「ランチャー(発射装置)」を約15分かけて反時計回りに回転させ、発射位置に移動させた。

JAXA:新型ロケット 発射装置の試験を公開 [毎日]

 この日は、実物大でロケットと同じ重さ(91トン)のダミーを発射台に設置。整備棟から発射位置まで、発射台部分を移動させて、ストッパー(転倒防止装置)に支えられたロケットのダミーに、どれだけの衝撃が加わるかなどをテストした。

 JAXAは今夏の打ち上げに向け、これまで使ってきたM5型ロケット用の発射装置を改修。100トンに対応する天井クレーンを取り付け、機体転倒防止装置を設置するなどイプシロン仕様にした。

後継機「イプシロン」の発射台公開 JAXA、今夏打ち上げへ [産経]

 JAXAイプシロン1号機の打ち上げ本番に向け、6月ごろにはロケットの組み立て作業を開始。8月か9月に打ち上げる予定。

おおお、イプシロン向けに改修中だったランチャーはほぼ完成したようです! 立派な煙道が出来ていますね。それに伴い土台部分がこれだけかさ上げされたわけですが、公式見学場所からも多少見やすくなりそうな予感(手前に微妙な山があるため見る角度によって機体の下部が隠れると聞いてますので)。
以下には動画ニュースがありますが、記事はすぐ流れそうなのでお早めに。