プレスキット:宇宙ステーション補給機(HTV) [ISS/JAXA]

こうのとり」4号機のプレスキット初版がアップされました。以前行われた記者説明会で配布されたものですかね。搭載品内訳を見ると飲料水の20%が目を引きます。今回確か0.8t載せるんですよね。あと日本宇宙食もリストアップされています。各国の補給物資貢献割合のグラフもありますが、こうして見ると「こうのとり」がかなりの割合を占めています。
ISS側から操作するコマンドパネルですが、ドラゴン用の写真も。初めて見ましたがボタン配置などかなり共通していますね。

ベトナム小型衛星打ち上げへ=「こうのとり」搭載、種子島から [時事]

 宇宙航空研究開発機構は23日、国際宇宙ステーション(ISS)に向けて8月4日に鹿児島県・種子島宇宙センターからH2Bロケットで打ち上げる無人補給機「こうのとり」4号機に、ベトナム国立衛星センターが開発した超小型衛星を搭載すると発表した。ISSの日本実験棟「きぼう」から宇宙に放出する。
 この衛星「ピコドラゴン」は、ベトナムに宇宙開発を普及させ、技術を持った人材を育成するため造られた。1辺が約10センチの箱形で、地球の画像を撮影したり、アマチュア無線通信を行ったりする機能がある。東京大の中須賀真一教授が開発事業を統括し、日本の宇宙機器メーカーIHIエアロスペースが支援した。

JAXA公募枠からベトナムの超小型衛星。あと2機はNASA公募衛星となっています。そのうちNASAのTechEdSat-3は大気ブレーキを用いた軌道離脱を実証するようです。上のプレスキットの最後の方には前回放出した超小型衛星の高度データが載っていますが、衛星にパドル類が付いているだけで落下時期に数ヶ月の差が出てきています。もともとISSが低い軌道を周回しているというのもありますが、これはどのくらいの効果が出るか興味ありますね。