JAXAとNEC、軽量標準バス開発へ−17年度にも探査機搭載 [朝日]

 スプリントAの重さは衛星バス(約250キログラム)を含めて約350キログラムと軽量で、イプシロンで打ち上げられる。しかし、総重量が500キログラム以上の探査機「はやぶさ」クラスを上げるのは打ち上げ能力不足になる。

 JAXAの常田佐久宇宙科学研究所長は「イプシロンで3機程度の小型科学衛星を打ち上げてから、探査機向けで軽量の標準バスの開発を検討する」と話している。実現すれば、イプシロン4号機の打ち上げを予定している17年度にも探査機向け標準バスが導入される。

これはDESTINYあたりを念頭に置いたものでしょうか? 今年春先に行われた第3回小型科学衛星シンポジウム開催では2018年度の小型科学衛星3号機と想定された記述なのでこの記事とは若干のズレがありますし、あくまで「標準バスを採用」と書かれています。他に小惑星フライバイ観測ミッションも提案されていますし、何にしてもイプシロンで深宇宙を狙うのは大変面白そうです。