『パシフィック・リム』を観てきた

1週間くらい前に近所の映画館で3D吹き替え版を観てきました。いやコレ凄い。ストーリー? 「頭カラッポの方が夢詰め込める」という名言もあります。BD?DVD?いやいや、スクリーンで観なければ9割損ですよ。特に3Dはオススメです。自分は乗り物酔いしやすい方ですが全然平気でした。むしろ入り組んだカットが見やすいくらいでしたね。ただし仕様上画面が暗かったので、次はIMAXで鑑賞したいと思っています。
まず巨大ロボや怪獣の動きに重量感があって非常に素晴らしい。単なるハリウッドのSFモノという範疇を逸脱し、本気で男の子のための怪獣対ロボットを描いたという感じ。そこかしこにオマージュが感じられます。比較的若い世代ならエヴァなどを連想した方も多いのではないでしょうか? 自分もそうですが、ガイナックス自体特撮に影響を受けたモチーフが多いので不自然なことではないでしょう。監督自身、大の怪獣ファンのようです。
そして中盤の香港戦はまさに至高。怪獣と巨大ロボのマッシブなステゴロ。終始顔がニヤケっぱなしでしたので横で覗くとさぞ気味悪かったことでしょうw さらにタンカーでぶん殴り始めたあたりでもう鳥肌立ちっぱなしでした。このバトルの結末は…ああ、思い出すだけでまたニヤケてくるw
ラストは意外とあっさり締めくくった感じですが、これはもちろん続編への布石でしょう。各国のロボットが登場しますが、日本のロボットは回想シーンだけでした。これは次に期待ですね。とにかくもう巨大ロボの巨大っぷりだけで幸せになれました。